白い樹脂を用いた治療

コンポジット・レジン充填（保険適用の白い詰め物）

コンポジット・レジンとは、保険が適用される白い複合樹脂の詰め物です。

左が治療前、右が治療直後です。

この材質の成分は、ミクロやナノサイズのガラスやジルコニアと呼ばれる物質で強化したプラスチックです。

一昔前には、「アマルガム」と呼ばれる水銀を使用し金属を固める治療法がありましたが、それにとって代わる材料です。

この治療法は、全ての虫歯に適用できるわけではありません。奥歯の噛む力が掛かるところで、詰める穴の面積が大きい場合は、強度の高い金属の詰め物やセラミックが必要になるケースも多いのが現状です。

上図の２本の歯も、同じ材質・方法で詰めた詰め物です。

右の歯が特に色馴染みが良くなっており、詰め物の後がわかりません。

詰め物のメーカーが発売している詰め物には、十数色の色があります。

２?３色のみを使用している歯科医院は少なくありません。

当院では、２メーカーの詰め物の樹脂を購入し、色は２５色程度は在庫しています。

きちんと詰めるのが重要なのはもちろんのこと、美しさにもこだわる当院の姿勢です。

使用材料へのこだわり

白い詰め物は、接着剤で装着します。下写真は、当院で使用している接着剤の一部の画像です。

コンポジットレジンは、開発進歩が著しい材料で、年々進化しています。

接着剤自体に抗菌＋虫歯予防効果があるものや、

接着力の高いものなど。常に最新の材料を導入しています。

患者さんに見えないところにも注力。ながせ歯科の姿勢です。