マニアックすぎると思いますから。
マニアックすぎる内容をお求めでない方には
ブラウザバックで退出されることを推奨します(笑)
歯を失いました。
どうしても抜かなくてはいけませんということで抜歯を受けました。
案外ブリッジも悪くないよという話。
他院で語られない真実。←大げさなタイトル(笑)
歯を入れる方法は、3通り。
1:入れ歯
2:ブリッジ
3:インプラント
一本だけ入れる状況でブリッジが可能であれば、まー入れ歯を選択する人は少ない。
入れ歯は1本でも作ることができます。
ブリッジは、セラミックで作成すると保険がききません。
銀合金で作成すると保険適用になります。
そして、上顎のブリッジなどは、保険で一部に白い樹脂を銀の上に貼り付けることが可能です。
問題が、インプラント異常者:インプラント異常歯医者。
何が何でもインプラントを勧めまくる。
まーあの手、この手でインプラントを迫ってくる。
強要に近いかな(笑)
すると、ブリッジVSインプンラントの話をする際には、
とにかくブリッジを貶す、貶す。インプラントは素晴らしい。
ブリッジはダメ。
隣在の歯を削る。二本の歯で3本支えるからダメとか。
もうその頭でゴリゴリに固まってしまっている人(残念ながら洗脳されてしまった人)
には、何を言っても通じません。
ブリッジをすると、隣在の歯が抜けるんでしょ??
アカデミックに物事を考えていきましょう。
馬鹿言っちゃあきません。
ブリッジをしてもですよ。
インプラントをしてもですよ。
しなくてもですよ。
60歳代の方が歯を失う確率。
10年間でどれくらい歯を失うか。
歯の生存率。(インプラントとかブリッジとか関係なく)
数字は学術的なもので参考値。
1:健康な生活歯+定期的な歯石取り受診あり。 93~98%
2:不定期受診、歯周病あり 85~90%
3:高リスク群 糖尿病、喫煙等 80~85%
4:神経のない歯(失活歯という)85~90%
例えます。
60歳で28本すべての歯が存在しているとします。
90%の歯が生き残るのであれば、10年で約3本の歯を失うことになるわけです。
つまり60歳28本→70歳25本となる。

Dental bridge of 3 teeth over molar and premolar. Medically accurate 3D illustration of human teeth treatment
↑↑ブリッジのイメージ図。
ブリッジを入れた場合。
このコラムにはたまに歯科医師も来る。
知らない歯医者も耳かっぽじってよく聞きなよ。
コーヌスもそうやけど(大阪弁)ブリッジの支えとなる歯もそう。
生活歯と失活歯であきらかに予後が異なるわけです。
さっきの4項目のうち、1と4を抜粋。
1:健康な生活歯+定期的な歯石取り受診あり。 93~98%
4:神経のない歯(失活歯という)85~90%
神経のない歯の方が、生存率が約8%くらい低下するわけですね。
ここ大事
神経のない歯の方が、ブリッジにしてようがしてまいが、抜けちゃうリスクが高いんですよ。
ここで学術的なデータをはっきりと示す。
ブリッジをした場合。
これはですね。ブリッジの脱落(外れちゃう)とかじゃなくて。
ブリッジの支台の歯が抜けずに生き残っている確率を示す。
10年単位でね。
論文A(10年)
生活歯(神経生きてる)VS 失活歯(神経ない)
96.3:86.4
論文B(20年)
91.5:77.9
論文C(10年)
全体が89% 神経の無い歯は82%
とこうなるわけですね。
インプラントを入れていても、ブリッジを入れていても。
インプラントとブリッジを入れていなくても。
ほとんど差は生まれませんが、
神経のない歯は、いずれにしても失うリスクが高くなっているということ。
約8%くらいね。
まずブリッジをやる上での要件は、
ここ大事
「何が何でも神経を残して削ってブリッジをつくること」
これ大事。だからもう一度いう。
「何が何でも神経を残して削ってブリッジを作成しよう」
すると、多くの歯科臨床家の肌感覚(経験則)でもわかると思いますが。
生活歯ブリッジの予後。案外予後はよいものです。
そして、もう一つ大事な物を忘れていませんか?
上記の4項目のうち2項目をもう一度ピックアップしますね。
1:健康な生活歯+定期的な歯石取り受診あり。 93~98%
2:不定期受診、歯周病あり 85~90%
これも約8%位下がっていると思いませんか???
定期的に歯科医院に通いメンテナンス。歯周病予防を受けましょう。
さもなくば。インプラント自体に細菌感染が起こり。
ブリッジかインプラントで悩む前にもっと大事なこと。
他の歯や、インプラントを失うという、
もっと恐ろしいことが起こりかねない。
結論。
ケースによりけり。
ブリッジは隣在歯のリスクを大幅に高めすぎるものではない。
生活歯(神経が生きていることが大事)
短期~中期の機能回復、費用対効果や既存歯の状況を勘案し、
ブリッジ治療のほうが合理的な場合もある。













